ルパン三世映画

「ルパン3世」の映画一覧

アニメ「ルパン3世」の映画の一覧です。 シリーズ歴代のアニメ、実写、CGの劇場版。動画配信のリスト付きです。 劇場版の第1作となる「ルパン三世 ルパンVS複製人間」(1978年)から最新作「ルパン三世 THE FIRST」(2019年)まで。 宮崎駿監督による伝説的な名作「カリオストロの城」など、全作品のあらすじ(ネタバレ注意)、キャラクターなどをまとめています。 アマゾンビデオ(Amazonプライム)、U-NEXT、Netflixなど動画配信へのリンク付きです。 (キネヨコ編集部)


2010年代

作品名と動画配信 あらすじ、見どころ
ルパン三世 THE FIRST(ザ・ファースト)

(2019年12月6日)

予告編→
2019年12月6日公開。アニメ版第10作。山崎貴監督。 シリーズ初のフルCGアニメ。3D。

全国上映される単独作品は1996年に公開された『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来23年ぶりとなる。また、ルパンの劇場作品としては同年5月に一部劇場で限定上映された『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』に次ぐ。
ルパン・ザ・サード(LUPIN THE IIIRD) 峰不二子の嘘

(2019年5月)

予告編→
アニメ版第9作。小池健監督。 ルパン三世のスピンオフ映画。主人公は、ルパンをとりこにする抜群のプロポーションと美貌を誇る「謎の女」峰不二子。声優は不二子が沢城みゆき、ルパンが栗田貫一、次元が小林清志とおなじみのメンバーがそろった。

父親が横領した五億ドル(約五百五十億円)の在りかを知るとされる心臓病の少年ジーン。不二子はジーンを連れ、殺し屋ビンカムから逃げていた。ビンカムは呪いの力で、相手を従わせる特殊能力の持ち主。ルパンと次元に何度かピンチを救われるも、不二子はついにビンカムに追い詰められる。

副題「ヤバいぜ、不二子」。不二子の嘘(うそ)に終盤まで引っ張られる。

ルパン三世の原作者のモンキー・パンチは、2019年4月に亡くなった。81歳だった。

【長さ】57分
ルパン・ザ・サード(LUPIN THE IIIrd) 血煙の石川五ェ門

(2017年2月)

予告編→
アニメ版第8作。小池健監督。 スピンオフシリーズ『LUPIN THE IIIRD』の第3弾。 スピンオフシリーズ『LUPIN THE IIIRD』2作目の劇場用作品。 2012年放送のテレビシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』、2014年の映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の流れをくむ。

剣術の腕を買われた五ェ門は、伊豆半島を根城にするヤクザ・鉄竜会の用心棒として雇われる。不遜な態度をとる五ェ門に幹部たちは不満を抱くが、五ェ門は鉄竜会の運営する賭博船の中で他の組の襲撃から組長を守り、幹部たちを黙らせる。

【長さ】54分
ルパン三世

(2014年8月)

予告編→
『ルパン三世』の実写映画は、1974年に公開された『ルパン三世 念力珍作戦』以来40年振りとなる。 実写版第2作。北村龍平監督。 興行収入:24.5億円



テレビアニメとして絶大な人気を誇った、あのルパンの実写化だ。アニメならではの荒唐無稽なキャラクターたちをどう表現するのか。公開前は疑う声が多かった。配役が発表された時も、イメージと違うという声が多かった。

ところが多くの人が驚いた。あのキャラクターたちが、現実の風景の中で、生き生きと輝いていたのである。実写化は成功したと思う。配役も、見終わってこれで良かったと納得した。

物語は、古代ローマの秘宝を巡って、アルセーヌ・ルパンの孫で大泥棒のルパン三世(小栗旬)らが難攻不落の要塞に挑む。相棒のガンマン・次元を玉山鉄二、剣の達人・五ェ門を綾野剛、セクシーなヒロイン峰不二子を黒木メイサ、ルパン一味を追う銭形警部を浅野忠信が演じる。

小栗が出色だ。アニメのルパン独特のしゃべり方をほぼ再現し、8キロ減量して体形を近付け、表情まで似せた。それが「モノマネ」と思わせないほど板についている。小栗の役者としてのすごみを感じた。他の役者たちはそれほどアニメに近付けているわけではないが、動きの中にうまくアニメのイメージを取り入れている。

舞台のほとんどがタイで、ジェリー・イェンやウィッタヤー・パンシリガームら、外国人俳優が多く出演しているのも、無国籍なルパンの世界に合っている。だが、成功の最大の理由は、北村龍平監督の演出にあるだろう。

北村監督の作品は、過剰な格好良さに満ちている。それは実に魅力的で映画らしいのだが、一歩間違えるとお笑いになってしまったり、物語の流れから浮いてしまったりもする。「ゴジラ FINAL WARS」では異様に見えてしまったが、ルパンの世界には北村流の演出がピッタリとはまった。

細かいカット割りのリズムが小気味よく、アニメを実写化した邦画にありがちな泥臭さもない。アクションも豪快で、躍動感にあふれている。カーチェイスのシーンなど、本当にワクワクさせられた。北村監督の本領が発揮されたといえるだろう。

斬鉄剣で敵の銃弾を斬る五ェ門や、パトカーから身を乗り出し、拡声機を手にルパンを追う銭形警部など、アニメでおなじみの場面も見ることが出来る。アニメのイメージを損なわず、実写でルパンの世界を成立させる。そんな「不可能なミッション」を、映画の中のルパンたち同様、見事にやってのけたのだ。

【長さ】2時間13分
ルパン・ザ・サード(LUPIN THE IIIRD) 次元大介の墓標

(2014年6月)

予告編→
アニメ版第7作。2012年放送の『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の流れを汲むスピンオフシリーズ『ルパン・ザ・サード』の第2弾であり、同シリーズ初の劇場用作品。単独作品におけるルパン三世の映画が製作されるのは1996年公開の『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来18年ぶりとなる。ただし、上映館数は『ルパン三世 風魔一族の陰謀』と同様に少数に絞って上映する形式をとっており、『峰不二子の嘘』まで続く事になる。上映は2014年6月21日から6月27日までの一週間、新宿バルト9のみで上映。同年7月以降全国主要都市の映画館で限定公開された。

昔からの『ルパン三世』ファンの中には、テレビ第1シリーズ(1971年)の前半を熱烈に支持するファンが少なくない。第1シリーズは全23話の短命な作品であったが、途中で路線変更があり、前半と後半でテイストが違うのだ。大隅正秋が監督を務めた前半はハードでアダルト。高畑勲と宮崎駿がペンネームで手がけた後半はコメディー調を取り入れており、その後の『ルパン三世』は、第1シリーズ後半の延長線上に作られることが多かった。お茶の間で家族そろって見ることができる、明るい『ルパン三世』である。その作りを否定はしないが、ハードでアダルトな『ルパン三世』の復活を待ち望み続けているファンたちがいたのも事実だ。

内容は徹頭徹尾ハード。弾丸が人に当たれば肉がえぐられ、鮮血が吹き出る。そういったリアリティーのある世界でドラマが展開する。シリアスを基本としており、ルパンは必要以上におどけたりはしない。今回の敵である殺し屋のヤエル奥崎は腕がいいだけでなく、プライドが高く、独特の美意識をもつ。ヤエル奥崎はルパンと知恵比べをし、次元と早撃ちで対決する。劇中で「次元が使っているマグナムは重いため、早撃ちには向かないのではないか?」という疑問が提示されるのだが、それに対するオチの付け方も見事だ。40年以上も続くこのシリーズで、基本的な設定である次元の早撃ちについて、作り手が改めて捉え直している点が素晴らしい。ラストには、今までの『ルパン三世』シリーズを見てきたファンが思わずうなる仕掛けもあり、その意味でも必見だ。『REDLINE』『アニマトリックス』等で知られる小池健が、監督とキャラクターデザイン&作画監督を兼任。ビジュアルの完成度も高く、なによりもルパンがダンディーに描かれている。

産経新聞

小池健監督。 【長さ】51分
ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE

(2013年12月)

予告編→


世紀の大泥棒と名探偵が対決した歴史的コラボレート。 日本テレビ開局55年、読売テレビ開局50年を記念して製作された。 日本と架空の国「ヴェスパニア王国」を舞台に、王国の宝を狙うルパンと王位継承事件に巻き込まれるコナン。異なる原作アニメを一つの作品に収めた。

主役2人の出会いのシーンには思わずニヤリ。2人は、互いを知らないのだ。お茶の間のみんなが知っているというのに。そのギャップが楽しい。

対決というより合同捜査では、という印象も持ったが、ルパンは怪盗を名乗りつつ、幾つもの謎解きをしてきた。方向性はコナンと同じ。存在感のぶつかり合いこそが対決なのだろう。

キーポイントとなる桜が美しい。出会いと別れの春にふさわしい作品で、国民的キャラクターの競演を楽しみたい。 声優を務めるのは、栗田貫一(当時50歳)、高山みなみ(当時44歳)、神谷明(当時62歳)。

亀垣一監督。

【長さ】107分
デッド・オア・アライブ(DEAD OR ALIVE)

(1996年4月)

予告編→
アニメ版第6作。モンキー・パンチ監督。

【あらすじ】首狩り将軍が統治するズフ共和国。 その漂流島にある財宝を狙い、忍び込んだルパンだったが、自動再生する防御システムに行く手を阻まれ失敗。

そこで漂流島の秘密を知る将軍の養女・エメラに近づくが、彼女は国家警察秘密工作員のオーリだった。 そしてオーリの元恋人であり、前国王に処刑され死んだと思われていたパニシュ王子が、レジスタンスのリーダーとしてズフ共和国に帰還。首狩り将軍とレジスタンスとの激しい紛争が始まってしまう。 ズフ共和国が、激しい戦いに巻き込まれるなか、ルパンは再び漂流島にある防御システムに挑戦する。 【長さ】97分
くたばれ!ノストラダムス

(1995年4月)

予告編→
アニメ版第5作。伊藤俊也、白土武監督。

【あらすじ】リオで一仕事終えたルパンと次元は、アトランタ行きのジャンボ機に乗り込み、機内でダグラス財団のひとり娘・ジュリアと、その教育係として同乗していた不二子に遭遇する。

飛行機はハイジャックされ、混乱の中でジュリアはノストラダムス教団に誘拐されてしまう。 ジュリアの父であるダグラスが超高層タワー「アースビル」最上階の金庫室に収めた「ノストラダムスの予言書」。それがノストラダムス教団の狙いだったのだ。 【長さ】98分
風魔一族の陰謀

(1987年12月)
アニメ版第4作。監督が存在しない。

【あらすじ】舞台は日本。 飛騨の山奥で五ェ門と墨縄家の娘である紫の結婚式が執り行われようとしていた。 だが式の最中に墨縄家の家宝である壷が何者かによって強奪されてしまう。 ルパンと不二子によって壷は無地取り戻されたが、かわりに紫がさらわれた。 襲撃したのは風魔という一団。 狙いは黒縄家の財宝に合った。

黒縄家の先祖は、からくり細工や仕掛けの技術に長けていた。 そしてその技術で子孫に莫大な財宝を残したが、その隠し場所をこの壷に記したのである。 風魔は、壷は紫と引き替えに返すと言ってきた。 「紫を諦めてくれ」という墨縄家総師の言葉に納得できない五ェ門。 そこでルパンはまず壷を盗み、紫を取り戻してから、財宝もいただくという作戦に出る。 【長さ】73分
バビロンの黄金伝説

(1985年7月)

予告編→
アニメ版第3作。鈴木清順、吉田しげつぐ監督。

【あらすじ】ニューヨークの地下から古代バビロニア文明のくさび形文字が彫られた粘土板が発見された。 ルパンはその文字の謎を解き、バビロンの黄金を手に入れようとしていた。 時を同じくして、ニューヨークマフィアのボス・マルチアーノも粘土板を集め、バビロンの黄金を狙っていた。

そこに謎の燭台を持つ老婆ロゼッタが接触してくる。彼女は一体何者なのか。 【長さ】100分
カリオストロの城

(1979年12月)

予告編→
アニメ版第2作。宮崎駿監督。

【あらすじ】ルパンと次元はとある国の国営カジノから50億の現金を盗み出すが、その札束が偽札のゴート札であることが判明する。 ルパンは次なるターゲットをゴート札が造られているカリオストロ公園に決める。

カリオストロ公園に入り、パンクしたタイヤを交換しているルパンたちの前を、2台の車がカーチェイスをしながら通り過ぎていった。 少女の車を厳つい男たちの車が追いかけているのだ。 【長さ】100分
ルパンVS複製人間

(1978年12月)

予告編→
アニメ版第1作。吉川惣司監督。

【あらすじ】ルパンが絞首刑に処された。 検死報告書では本当のルパンだ。 だが、それを信じようとしない銭形警部の前に、ルパンが現れた。 本物のルパンはどっちか? 謎のままにストーリーは進む。

不二子の頼みで、ルパンはエジプトのピラミッドから賢者の石を盗み出す。 不二子はその石をマモーと名乗る人物に渡すが、その石はルパンのつくった発信器入りの偽物だった。 そのためルパンは、得体の知れない敵に次々に襲われ、不二子に騙され、捕らえられる。 【長さ】102分