「名探偵コナン」の映画一覧

「名探偵コナン」のアニメ映画の一覧です。 劇場版コナンは、テレビのアニメが放送開始された翌年からスタートしました。 それ以来、毎年1作のペースで公開されています。 原作漫画やテレビと連動しています。 映画ならではのスペクタクルで、独自の魅力を出してきました。 子供だけじゃなく、お母さん、お父さんも一緒に楽しめます。(AI Referee

    

2020年代2010年代2000年代1990年代

2020年代

題名 説明
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) 」

(2024年4月12日) 名探偵コナン 100万ドルの五稜星

<予告編>
第27作。

監督:永岡智佳

脚本:大倉崇裕
「名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」

(2023年4月14日) 名探偵コナン 黒鉄の魚影

<主題歌「美しい鰭(ひれ)」 byスピッツ>


<予告編>
第26作。

【興行収入】
■国内:58億円(2023年4月24日現在)

優れたサスペンスであり、かつ情感にも訴える総合エンタメ作品。「シリーズ歴代最高の傑作」との声が出ている。

従来よりも制作費が増え、アニメ映像の質が高くなった。アクションがダイナミックでスピーディ。手に汗握る肉弾戦が展開される。カーチェイスや狙撃シーンも見どころ。日常の場面も繊細に表現されている。前作「ハロウィンの花嫁」からのリッチ路線をさらに進めた。

演出も巧みで、脚本の面白さを引き出している。

灰原哀(はいばら・あい)がメインキャラとして扱われている。そのほか20を超えるキャラクターが登場し、それぞれが異なる思惑を持って交錯する。

興行収入が公開からわ3日間で31億円を突破。歴代の劇場版で断トツの好スタートを切った。興行収入が初めて100億円を超えるのは確実で、120~130億円に届く可能性もある。

監督:立川譲(ゆずる)
※コナン映画は「ゼロの執行人」に次ぐ2作目。

脚本:櫻井武晴(さくらい・たけはる)
※劇場版コナン6回目の起用。2013年「絶海の探偵」で初めて脚本を担当して以来、映画版の物語に厚み・深みや社会性をもたらし、大人層へもアピール。興行収入の伸びに貢献してきた。今回は、多数のキャラクターが織りなす複雑なプロットを、観客が理解できるように仕上げた。

音楽:菅野祐悟(かんの・ゆうご)
※前作「ハロウィンの花嫁」に続いての担当。緊張感にあふれるBGMをつくった。

【あらすじ】世界中の警察が持つ防犯カメラを統合する施設が、東京・八丈島に建設された。「黒の組織」がこの最先端システムを狙い、開発者を拉致する。黒の組織とコナン陣営の全面対決が始まる。
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」

(2022年4月) 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
■監督:満仲勧(みつなか・すすむ)

■脚本:大倉崇裕

【興行収入】
■国内:97.8億円
■海外:661万ドル

■ゲスト声優:白石麻衣

【評価】
■キネノート:76.5点(最新→

過去に起きた連続爆破事件の犯人が脱獄し、警察官がが首輪爆弾を付けられるというストーリー。

街がハロウィーンで盛り上がる中、東京・渋谷ヒカリエの結婚式場には、タキシード姿の高木渉(わたる)刑事とウェディングドレス姿の佐藤美和子刑事が。コナンや蘭たちが見守る中、突如、暴漢が乱入する。

同じ頃、連続爆破事件の犯人が脱獄する。公安警察の降谷零(ふるや・れい)は、同期の松田陣平(じんぺい)を死に追いやったその犯人を追い詰めるが、仮装した謎の人物に首輪爆弾をつけられてしまう。

キーパーソンとなる降谷は、私立探偵「安室透」、黒の組織に潜入している男「バーボン」との「トリプルフェイス(三つの顔)」を持つ男。メインキャラとして出演した第22作「ゼロの執行人」で人気がぐんと高まった。

<主題歌「クロノスタシス」 byバンプ・オブ・チキン▼>


<予告編▼>
「名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸」

(2021年4月) 名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸

予告編→
アニメ映画の第24作目。永岡智佳監督。

人気キャラクターのFBI捜査官、赤井秀一が活躍する。 世界最大のスポーツゲームの祭典「ワールド・スポーツ・ゲーム(WSG)」が、 東京で開催されようとしていた。

イベントにあわせて、日本の技術を総結集した「真空超電導リニア」が開通することに決まった。

しかし、注目を集めるパーティー会場で、大会スポンサー企業のトップが相次いで誘拐される。

コナンの推理により、15年前に米国ボストンで起きたWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がる。

その裏では事件を監視する赤井秀一の姿があった。正体が謎に包まれた「赤井一家」も集結する。

コロナウイルスの影響で、公開が1年延期された。
(出典:STOCK SIEVE

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2010年代

題名 説明
「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」

(2019年4月) 名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)

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予告編→
アニメ版第23作。永岡智佳監督。

劇場版ンリーズとしては初の海外同シンガポールを舞台にした第23作。19世紀末、海に沈んだとされる世界最大のブルーサファイア"紺青の拳"に絡んだ殺人事件が発生。コナンの宿命のライバル、怪盗キッド、彼の奇術的な方法によって偽名でシンガポールに入ったコナン、最強の空手家の京極真が宝と事件の謎を巡って、三つ巴の激しい戦いを展開する。

シンガポールのマリーナベイ・サンズ付近で、女性がナイフで刺されるという殺人事件が発生。 現場となったショッピングセンターは騒然となるが、近くのエレベーターから血塗られた怪盗キッドの予告状が発見された。 その一方、シンガポールで開催される空手トーナメントに出場することが決まった京極真。 彼氏の試合が観たい鈴木園子は、毛利蘭たちをシンガポール旅行に誘う。

パスポートがないため留守番予定の江戸川コナンだったが、突然何者かに襲われ、気がつくとそこはシンガポール!? 怪盗キッドがコナンを攫って、特別製のスーツケースに入れて連れてきたのだ。

キッドはコナンの所持品である、腕時計、メガネ、靴などの発明品や服までも取り上げ、コナンに現地の子ども風の格好をさせた。 マーライオン公園で偶然、蘭たちに出会ってしまったコナンは名前を聞かれて、とっさに「僕の名前はアーサー・ヒライ」と返答。 蘭たちに、コナンによく似た別人だと思い込ませることに成功したが、キッドに従わないとコナンは日本に帰れないため、ひとまずキッドと行動を共にすることに。 そんな怪盗キッドは、世界最大のブルーサファイア「紺青の拳」を狙って予告状を出した。

これは、19世紀末に海賊船と一緒にシンガポール近海に沈んでいた宝石で、大富豪のジョンハン・チェン氏が引き揚げに成功したもの。 大の武道好きのジョンハンは、京極も出場する空手トーナメントのチャンピオンベルトに「紺青の拳」を装着し、優勝者に渡すのだという。 「紺青の拳」の保管場所を知り、その地下金庫に簡単に忍び込むキッド。 しかしそこには、危険すぎる罠が待ち受けていた。

さらにキッドの前に立ちはだかったのは「世界最強の防犯システム」と名高い、無敵の空手家・京極真。
「名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)」

(2018年4月) 名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)

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予告編→
第22作。

安室透(あむろ・とおる)を主人公に据えた。脇役キャラを主人公にするスタイルが確立された。

東京サミットが行われるリゾート施設の爆破現場に公安・安室透の姿が!?という導入部分から事件は一転、小五郎の逮捕で一気にコナン×安室の様相を呈し、事件は壮大な革新へと向かう。 誰が敵で誰が味方か?という疑心暗鬼状態、警視庁公安部や東京地検公安部が相次いで登場する組織ドラマをエンタメとして結実させた、櫻井脚本の真骨頂と呼ぶべき一作。

「アニメ流行語大賞2018」で「安室透」「安室の女」が金賞・銀賞を独占した。多くの女性ファンを獲得した。
「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」

(2017年4月) 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

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第21作。

大阪と京都を舞台に、コナンらがビル爆破や殺人事件の謎に迫る。  大阪のテレビ局で爆破事件が発生。日本の百人一首界をけん引する「皐月(さつき)会」が開催する皐月杯の会見収録が行われていた局内は大パニックになる。  関西では名の通った高校生探偵の服部平次と、平次の幼なじみの遠山和葉が崩壊するビルに取り残されてしまうが、駆けつけたコナンにより救出される。  コナンは平次の婚約者を名乗る百人一首の高校生チャンピオン、大岡紅葉と出会う。同じころ、京都・嵐山の日本家屋で皐月杯の優勝者が殺害される事件が起こる…。
「名探偵コナン 純黒の悪夢(じゅんこくのナイトメア)」

(2016年4月) 名探偵コナン 純黒の悪夢(じゅんこくのナイトメア)

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第20作。

アクション映画としての質の高さが評価された。

コナンの宿敵の世界的犯罪組織がついに動きだし、決戦が始まる。  リニューアルした東都水族館にやって来たコナンたちは、記憶喪失の謎の女性と出会う。左右の瞳の色が異なる特徴は「黒ずくめの組織」ナンバーツーのラムと一致。コナンは彼女の記憶が戻る手助けをしながら、組織に迫る機会をうかがう。女性の記憶をよみがえらせる鍵となるのは巨大観覧車。

 同じころ、世界各国でこの組織による暗殺事件が発生していた。日本警察が所有する、各国の諜報(ちょうほう)機関に関する機密データに不正アクセスがあったことが判明した。

コナンはFBIの潜入捜査官・安室透、FBIの赤井秀一とともに事件を追う。 コナンを左右でサポートする安室(アムロ)と赤井(シャア)の活躍が楽しめる。「ガンダム」のアムロとシャアを思わせるキャラで、声も同じ、古谷徹と池田秀一が演じる。3人で組織の襲撃による大惨事の危機に立ち向かう。コナンファンにもガンダムファンにも楽しい展開だが「一番喜んでいるのは原作者かも」と、原作者の青山剛昌先生はインタビューで語っていた。
「名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)」

(2015年4月) 名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)

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第19作。「駄作」との声もある。

ニューヨークのオークションに新たに発見されたゴッホの『ひまわり』が出品! かつて日本にあった作品と同じ構図のその絵を、周囲をどよめかせる金額で鈴木次郎吉が手に入れた。 だが怪盗キッドが突如現れ、次郎吉達を撹乱。
「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」

(2014年4月) 名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)

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予告編→
第18作。

『コナン』連載20周年記念作品の主な舞台は、鈴木財閥が新たに建設したベルツリータワー(もちろんモデルは東京スカイツリー)。都内のランドマークや高層建築、多くの橋が連なる隅田川の風景を、遠距離射撃に優れたスナイパーたちの姿を通して描くことで、文字通り異次元の視界を生み出している。なお、第1作『時計じかけの摩天楼』以降劇場版のほとんどをメインライターとして手掛けてきた古内一成にとって、本作が最後の作品となった。
「ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE」

(2013年12月) ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE

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番外編。

「名探偵コナン 絶海の探偵(ぜっかいのプライベート・アイ)」

(2013年4月) 名探偵コナン 絶海の探偵(ぜっかいのプライベート・アイ)

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第17作。

興行的にターニング・ポイントになった。歴代最高の興行収入を記録。本作をきっかけに、コナン映画の売れ行きは成長期に入った。

脚本家に、初めて櫻井武晴(さくらい・たけはる)を起用した。人気テレビドラマ「相棒」「科捜研の女」など実写の脚本で知られる。アニメ映画の脚本は本作が初めてだった。

「海上自衛隊の新鋭イージス艦に外国のスパイ侵入」という非日常的な物語を硬派な筆致で描いた本作は、『相椿』『科捜研の女』をはじめ社会派のエピソードを数多く手掛けてきた櫻井武晴の『コナン』初脚本によるもの。船内や甲板、艦載ヘリなど防衛省&海自の全面協力によるリアルな絵作りもさることながら、各キャラの個性とミステリー/サスペンスとしてのスリル、警視庁・京都府警・海自・海上保安庁の複雑な関係性をエモーショナルな流れへ結晶させたストーリー運びは秀逸。
「名探偵コナン 11人目のストライカー」

(2012年4月) 名探偵コナン 11人目のストライカー

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第16作。

Jリーグ開幕20周年記念プロジェクトとのコラボ作品。もともとサッカーが得意な少年として設定されているコナンの魅力が光るシーンの連続だ。三浦知良や遠藤保仁など、プロのサッカー選手が本人役で声優を務めている点も要注目。サッカーに関するさまざまな事柄がストーリーと密接に結びついているのも楽しい。スタジアムに仕掛けられた爆弾を解除するための手段もサッカーが重要な鍵を握っている。
「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」

(2011年4月) 名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)

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第15作。

都知事が開通式に出席した地下鉄のトンネルが、何者かによって爆破された。都知事が大臣時代に建設を進めたダムが事件の鍵を握ると考えたコナンは、現地へと向かう。雪原で起こった殺人、記憶を失った少年、8年前の宝石強奪、ひき逃げ事件が示すものとは?雄大な白銀の世界を描いた映像が美しい。雪崩に巻き込まれた人間を救出する際のタイムリミットとされる15分以内にコナンを見つけようと必死になる蘭の姿が涙を誘う。
「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」

(2010年4月) 名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)

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予告編→
第14作。

微生物研究所から殺人バクテリアを盗み出したテロリスト集団。怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた園子の伯父の大富豪・鈴木次郎吉―ふたつの出来事が、東京から大阪へと向かう巨大飛行船の中でひとつになって強大な恐怖と化す。協力してテロリストに立ち向かうコナンと怪盗キッドのウイットに富んだやり取りが楽しい。殺人事件ではなく、目には見えないがゆえに不気味なバクテリアの脅威が物語の主軸となっている点が新鮮な作品でもある。

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2000年代

題名 説明
「名探偵コナン 漆黒の追跡者(しっこくのチェイサー)」

(2009年4月) 名探偵コナン 漆黒の追跡者(しっこくのチェイサー)

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予告編→
第13作。

犯行現場に麻雀牌が置かれて、被害者の所持品がひとつ持ち去られる広域連続殺人事件が発生。コナンが事件解決に向けて動き出すにつれて、宿敵・黒ずくめの組織も犯人を追っていることが明らかになる。コナンと新一が同一人物であることが何者かに知られてしまい、周囲の人々も彼らによって殺される危険が一気に高まる展開が、とてもスリリング。物語の佳境で絶体絶命となったコナンの大逆転には、拍手喝采を送らずにはいられない。
「名探偵コナン 戦慄の楽譜(せんりつのフルスコア)」

(2008年4月) 名探偵コナン 戦慄の楽譜(せんりつのフルスコア)

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第12作。

舞台はクラシック界。間をゆったり持たせ、音をじっくり聴かせる構成ゆえ、上映時間115分とシリーズ随一の長さになっている。絶対音感を持つこと、ヴァイオリンを弾けることなど、コナンの音楽的素養もフィーチャー。ただ、歌うと音痴、弾き方のクセがすごい!というオチも。ZARDが主題歌を手がけたシリーズ最後の作品でもある。
「名探偵コナン 紺碧の棺(こんぺきのジョリー・ロジャー)」

(2007年4月) 名探偵コナン 紺碧の棺(こんぺきのジョリー・ロジャー)

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予告編→
第11作。

『あぶない刑事』などを書いた柏原寛司が脚本を務めたからだろう、サスペンスとしての緻密な仕掛けより、愛と涙の正統派人情劇といった趣が強い。 とは言え、海底宮殿の財宝伝説、300年の時を超えた暗号など、設定の時点でわくわくさせるのはさすが。海賊船が海中よりザプーンと浮上するシーンなど、劇場版ならではの迫力もある。
「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」

(2006年4月) 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)

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第10作。

記念すべき劇場版第10作目のメモリアル作品にふさわしく、オールスターキャストが大集合。「西の高校生探偵」服部平次に「元祖高校生探偵」白馬探、さらには怪盗キッドまで、夢の共演が実現した。

謎の男から依頼を受けて、横浜へとやってきたコナンたち。しかし、依頼主の仕掛けたワナにはまり、蘭や少年探偵団が人質に取られてしまう。人質を救いたければ、ある事件を解決するようにと、コナンは依頼主から脅迫される―。
「名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)」

(2005年4月) 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)

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第9作。

「名探偵コナン 銀翼の奇術師(ぎんよくのマジシャン)」

(2004年4月) 名探偵コナン 銀翼の奇術師(ぎんよくのマジシャン)

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予告編→
第8作。

「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」

(2003年4月) 名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)

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予告編→
第7作。

「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」

(2002年4月) 名探偵コナン ベイカー街の亡霊

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第6作。

「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」

(2001年4月) 名探偵コナン 天国へのカウントダウン

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第5作。

「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」

(2000年4月) 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

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第4作。

2020年代2010年代2000年代1990年代ページの先頭↑

1990年代

題名 説明
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」

(1999年4月) 名探偵コナン 世紀末の魔術師

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第3作。

「名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)」

(1998年4月) 名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)

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第2作。

「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」

(1997年4月) 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

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第1作。

2020年代2010年代2000年代1990年代ページの先頭↑





「アニメ『名探偵コナン』20周年 真実は これからも一つ」

2016年12月、読売新聞

読売テレビの人気アニメ「名探偵コナン」(土曜午後6時~)が、20周年を迎えた。子供から大人まで幅広い世代に愛され続ける。

原画

アニメーションを担当するのは、東京都中野区のアニメ制作会社「トムス・エンタテインメント」。作業は1話ごとに、6班編成で進められている。  シナリオが完成すると、作成する絵や演出意図を書き込んだ絵コンテを練り上げる。絵コンテに従い各担当者が人物や小物、背景などの絵を描き上げると、コンピューター上で重ね合わせ1枚の絵にする。  日本のテレビアニメは基本的に、1秒間に8枚。複数の人物が動く場面は枚数が増える。「コナン」では1話当たり約4000枚、特別版は3万枚以上が作られる。ただ「表情をしっかり見せたい時などは、あえて少なくすることもある」と、山本泰一郎監督は話す。  キャラクターの絵柄にばらつきがないかを作画監督が調整し、各話の演出担当者は放送時間内で収まるか、この絵でトリックは成立するか、細かく目配りする。リアルさを出すため、実在の場所が舞台になる場合は現地で取材することもあるという。

制作陣

リアル追求

放送順やタイトルは、諏訪道彦・チーフプロデューサー(CP)らが週1回程度、集まって決めている。傍らには常に原作マンガがあり、制作陣は「当たり前だが、原作あってのアニメ」と口をそろえる。  その上で、「作者との信頼関係のもと、アニメならではの面白さを追求してきた。お茶の間でついリアクションを取る、そんな番組にしたい」(諏訪CP)。  見た目は子供、頭脳は大人、その名は名探偵コナン--。番組冒頭の決めゼリフの前に、コナンが歯切れ良く見どころなど紹介するフレーズも、放送開始時からすべて諏訪CPが考えている。  「コナンは、高校生が子供になるという大きなウソを一番最初についている。だから、残りはできるだけリアルを目指す」。携帯電話がスマートフォンに変わるなど、小物にも時代の変化を反映させている。

アフレコ

クールと熱さ 自然体で

登場人物を輝かせるのは、声優たち。収録は週1回、都内のスタジオで行われる。  頭脳明晰(めいせき)、クールな印象のコナンだが、スタート時から演じる高山みなみにとっては、事件が起きると「最初に自分が飛び込んでいく熱い男」。アフレコの際は力が入り、汗をかくという。子供の姿であることは彼の武器だが、「絶対に忘れないようにしているのは、新一は元に戻りたいんだということ」。  スタッフによると、高山は可能な限り誰より早くスタジオ入りし、出演者が演じやすい空気を作るのだという。「出演者やスタッフは、もう家族ですよ」と高山。収録後の食事に加え、年1回は旅行やバーベキュー会で関係を深めてきた。  ファン同士が結婚したり、親になって今は子供と見ていたり。視聴者から、20年の歳月を感じさせる話を聞く機会が増えた。「きっと、人は推理することが好きなんだと思う。孫、子、親と3世代で楽しんでもらえるように。21年目も期待してほしい」

9日に特別番組

青山剛昌の同名マンガ(小学館刊、既刊90巻)が原作。謎の組織に薬を飲まされ小学1年生の姿になった高校生探偵・工藤新一が、「江戸川コナン」として事件を解決していく。テレビアニメ版は1996年に始まり、これまでに約840話が放送された。  20周年を記念して9日午後9時から、第1話を新たに描き直した2時間の特別編「名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵」が放送される。  新一と幼なじみの蘭(らん)が訪れた遊園地で、殺人事件が発生。新一はトリックを見破るが、怪しい黒ずくめの組織を追う中で、薬を飲まされる。これまで描かれなかったキャラクターの思いや企(たくら)みが、明らかになる。